クルマのトリビアTrivia

快適・安心のコネクティッドカー

20.05.08

教えてくれたのは…

西九州トヨタ自動車株式会社

丸尾さん(技術トレーナー)

クルマの頼れるパートナー
「コネクティッドカー」の真の実力とは…?

最近よく聞く「コネクティッドカー」という言葉。
乗車中に最新の情報をキャッチできたり、事故や故障の素早い対応ができるということは広く知られている。
トヨタ自動車では、「トヨタスマートセンター」と通信でやりとりをすることで、安心・安全な運転をサポートしてくれるが、実際、ほかにはどのようなことに役立つのだろうか。

そもそも「コネクティッドカー」とはどういう車のことですか?
丸尾:「コネクティッドカー」とは、大まかに言うと、常時インターネットに接続されていて、便利な情報を受け取ることができる車のことです。
どのクルマにも搭載されているシステムなのでしょうか?
丸尾:トヨタの「コネクティッドサービス」を利用するには、まず、トヨタの通信サポートサービス「T-Connect」に申し込みをする必要があります。
また、専用通信機(DCM)、Wi-Fi通信機、スマートフォンのいずれかの環境があれば、サービスをスタートできます。
具体的にはどんなことができるのでしょうか?
丸尾:最新の地図情報はもちろん、ナビ向けのアプリもたくさんありますので、周辺情報も随時チェックすることができますよ。
従来であれば、ナビ入力により自力で検索する必要がありましたが、コネクティッドカーであれば、オペレーターサービスが便利です。専用のオペレーターと繋がっていますので、口頭での情報検索も楽々。周辺の飲食店や駐車場の検索はもちろんですが、天気やニュース、その時空いている病院なども探して教えてくれるんです。

それは便利ですね。いつでもオペレーターに繋げてくるということですか?
丸尾:24時間365日オペレーターに繋ぐことができますので、パンクや事故など有事の際にも対応できるのはとても助かりますよ。話しかけるだけなので、機械の操作が苦手な方も安心ですし、行きたい場所を伝えると最適なルートを即座に提案してくれます。
特にユーザーにオススメの機能はありますか?
丸尾:カーナビを自分仕様にカスタマイズできるアプリ機能が便利だと思います。「Apps」という、カーナビ専用のアプリがいくつかあり、行き先を予想してくれる先読み情報案内サービスや、飲食店検索サイト「ぐるなび」と連携したアプリ、ドライブ中の見どころなどをバスガイドように案内してくれるものなど、実に多彩なアプリを用意しています。
ドライブしながらいろいろと使ってみて、自分に合った機能を探してみるのもいいですね。
ドライブがもっと快適になりそうです。
丸尾:スマホとも連動しているので、クルマの異常が合った場合もスマホに通知してくれますし、ロックのし忘れも教えてくれるからセキュリティー面も安心できますね。

自分のクルマの情報も常にシステムに蓄積されていくそうですが、
そうすることでどういった効果がありますか?
丸尾:コネクティッドカーは常にインターネットに接続されているので、リアルタイムで情報を受け取ると同時に、車両に搭載されているたくさんのコンピューターが持っている情報もトヨタのシステム基地「トヨタスマートセンター」へと送信されています。
このデータにより、渋滞状況を把握したり、故障が起きた際も素早く対応ができます。また、送信されるデータを蓄積することで、自動車メーカーでは車の使用過程でさまざまな変化を把握できるようになり、次期モデルの開発や品質の改善にも大きく寄与されています。
使えば使うほど、身の回りの環境が便利になり、次世代にもつながるシステムが、今後のスタンダードになるかもしれませんね。